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信用を得るコストがゼロ(おもしー606)

「信用コストゼロ社会」が経済発展を後押しする

銀行を通さず、ブロックチェーンで与信する。1万3000キロ離れた見知らぬ同士の取引が、注文から10分で決済した。

この保険は支払いの判断から入金までをすべてアルゴリズムが自動処理している。ベースにあるのはブロックチェーン(分散型台帳)技術だ。

人間の恣意を排除することで、敏速で透明性の高い商取引を可能にするブロックチェーン。暗号資産(仮想通貨)の取引に使うイメージが強いが、いま経済活動の新たなインフラとして、急速に進化している。

その先進地がアフリカだ。

などと、

「信用コスト「0」で経済成長」(2024.3.7日経)にありました。


金融機関(お金を持っていて運用をどこにしようかと探している処)が、

最も心配するのは、

はたして、本当に返してくれるのだろうか、ということだと思っている。

だから、

運用先として選ぶには、自らを納得させる材料を求める。

担保があるとか、計画やその実行しようとする人間を信頼できるとか。

多くは、返済不能の芽が必ずあり、実際にそうなっていくケースに悩まされる。

判断するにあたって、単独では心配なので、上司など複数の人間を介そうとする。

だから、銀行さんにはたくさんの人がお勤めなのでしょう。


そんな、与信にかかるコストがゼロになっていくような社会が、

分散型台帳のブロックチェーンによりアフリカで進んでいるという。


人間の恣意性を極力排除しつつ信用できるものに到達できるならば、

そりゃあ、コストゼロに近づいて行くでしょう。

モノだって、生産者から消費者が直接取引できれば中間コストを排除できるように。

経済だって、与信の判断を任せることができるならば。

現在の人間の判断を上回る成績であれば、

不良債権となる額がより小さくなるのであれば、

それは使い物になる。


1万3000キロ離れた?

地球上であれば、日本からだって、アフリカでの機能を利用できるのでは。

仮想通貨が世界で流通しているように。

日本で与信を得ようとするよりは、

迅速でコストゼロに近い社会がもうすぐ来るのかもしれませんね。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


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