鶏の味付き の 天ぷら
なのか
鶏の 味付きの天ぷら
なのかと
ひねくれた頭は一瞬逡巡する。
「鶏の味付き天ぷら」(2024.3.15朝日)で、
料理研究家の方が紹介されていました。
鶏肉は 酒、しょうゆ、しょうが汁をもみこむ
とありましたので、
冒頭の、変な逡巡は、当然の如く、後者が正しいこととなる。
それを正しいとする現在の人間社会。
そもそもの味を大事にしたい。
鶏肉を使うならば、鶏肉の味がわかるような調理。
味つけとされる、酒ならば、酒単独で、
醤油ならば、醤油の味を、
ショウガもそのままで、
そんなようなことを、バイト先の昼食で行っている。
買ってくる唐揚げのお供は、玉ねぎそのままだったり、青ネギを少し洗って切らないで根の方からかみ砕いたり、春は菜の花もおいしい。
それならば、唐揚げそのものが、味つけされているから、おかしいんじゃない?
そのとおり。
ただ、昼食に出来合いのもの以外を食べる時間はない。
野菜なら、少し洗うぐらいでいいので、そうしているということ。
おいしいよ。
唐揚げのお供に、生のタマネギ。
サクサクして、ジューシーで。
言葉や単語は意味を割愛している。
鶏の味付き天ぷらは
鶏肉に味を付け天ぷらにしたもの
使われていくうちにだんだん短くなる。
鶏天 と呼ばれてもいるだろう。
短ければ短いほど日常的、
長ければ長いほど説明的で非日常。
鶏天は、どこかの大衆ご飯屋さん。
長ったらしくて何をどうしたといった料理名は、行ったこともないフランス料理屋さんだったりして。
アルバイト先の上司の方々も、車の配車先を短く言っていて、3文字まで。
4文字以上用いると少し危険な雰囲気。
サッサとして!のんびりできないんだから!(口にはされませんけどね。)
コンビニを、コンビニエンスストアと呼びたい当方としては、
逡巡する機会が出てくる。
鶏の味つけ天ぷら。
おいしそうな写真が、野菜のてんぷらと共に掲載されていました。
野菜は生のままなら、それもいいように思えるけどなあ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」