「生産性停滞 脱却まだ遠く」(2024.4.19日経)のなかで、
最後のほうに、
日本経済が停滞した原因として3つ
第1に日本企業は女性の効率的な活用ができていない。労働人口の50%近くが重要な地位に就けないような経済は非効率
第2に明治や昭和期には盛んだった起業家精神を育む文化が圧迫されている。 中小企業は成長するか倒産し退場するもの
日本の中小企業は 潤沢な補助金を得ている
第3に長年にわたる大学の財源不足により、 高度な専門教育で大きく後れを取っている。
とあり、
明治期の工業化は、助成金による就業の奨励、工場での女性労働者の雇用、国営企業への補助金打ち切りを通じて推進された。
などともありました。
女性の就労は、日本の男どもに意識しないとするとに関わらず妨げられていて、
多くは低賃金を甘受させている。
まるで、白色人種(こんな表現は、今、あからさまにはしないのだろうけれど)と自らを自認する人たちの、他の肌の色に対する妨げと同じように。
その目的は、自らの高下駄の確保。
女性のライフサイクルも含めて、男性と平等な機会均等などがまったく充分ではないことが、停滞の第一だと思っている。
もっと、重要な立場にも就いていただきたい。
だって、世の中のお金の7割を消費するのは女性なんですから。
そう思うけれども、日本人の多数派は、現実化されたくないのだろうなあ。
中小企業は成長か倒産か。
わかりやすいなあ。
でも、現在の日本人の多くはそれも受け入れられないだろうなあ。
停滞とは何ぞや。
それでいいと思ってもいるのではなかろうか。
脱却?まだ遠く?
脱却の方向にベクトルが向いているのなら、まだ遠くともいえるけれど、
その方向を向いていないと感じています。
単なる彷徨で、あたりをうろついているような。
高度な専門知識はないもので。
やっぱり、まずは、女性を大事にすることだと思うけれどなあ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」