こういうやり方は、
局所的に拭い切れない恨みや不信感を植え付ける。
「中国、豪産ワイン関税撤廃」(2024.3.29日経)では、
中国は制裁前は無税で輸入していた豪州産ワインに最大で218%の関税をかけた。
豪州から中国へのワイン輸出額は19年に12億豪ドル(およそ1200億円)あったが、
23年は1000万豪ドルと99%減った。
などとありました。
豪州から中国への販路拡大や中国側の売り込み努力などを全く眼中にしていない。
中国のお国の政策の前にはそんなこと問題ですらないのだ。
そんなような印象を受けます。
そうなのだろうし、
そうしてきたのだろう。
一事が万事のように思う。
冒頭に、局所的と表現したけれど、
豪州ワインに関して中豪貿易は確かにほんの少ししか占めないのだろうけれど、
そのようなことが、諸々の面で行われていれば、
点が広がって面になるような受け止めになる。
それとも、ほんの少ししか占めないところだから、人身御供的扱いになったのか。
ともあれ、
関係者の皆さんには、
再度、販路拡大などに動けることとなるようで、商機を掴んでいただければ。
99%減って、
まるで、巨大隕石が落下し、恐竜様が絶滅し、哺乳類が伸長してくる前の地球上のようだといえば、大袈裟か。
再度の商機到来とはいえ、以前と同じ方々が再挑戦なされることもあるのだろうけれど、新しい方が進出なされることもあるのだろう。
それは、たぶん、新旧入り乱れるのであれば、その世界の活性は大きくなる。
ん?
そんなことが、中国為政の時代の中でよく起こるのであれば、
それは、中国社会にエネルギーを与えてきたということとなっているのかもしれない。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」
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