よし。そうじゃなっくっちゃあ。
原因はどうあれ、3月に一時1バレル130ドルを超えた原油相場だったものが、
「NY原油下落一時87ドル台」
「米景気に減速感需要鈍る」
指標となるWTI原油先物は期近の9月物が4日に一時87.55ドルと2月3日以来の安値を付けた。
ロシアのウクライナ侵攻開始以降の上昇分をすべて帳消しにした。
(2022.8.6日経)だそうです。
化石資源の相場が下落すれば、ロシア財政を支えている虎の子の収入が減ります。
ですから、ロシア原油の相場も一緒に報道して欲しかった。
(どこかにあったのかもしれませんが)
「ウラル」の相場はどうなっているのかな。
ロシア産の原油相場の上限を人為的に定めようとしていたようですが、必ず抜け道が出て、期待薄だと思っていました。
よほどいい。
下落の理由は、各国中銀の相次ぐ利上げで世界経済の先行きへの懸念が強まっているためだそうです。
つまりは、需要の減少見込みにより供給過剰とみられている。そういうことなのでしょう。
「原油の需給が足元で供給過剰なのは、ロシアの生産が想定より減っていないことも一因だ。」
(2022.8.4日経)
7月の米大統領の増産要請に確約せず、実質的に応えなかったサウジアラビア。
OPECプラスは現状維持と8月3日の閣僚級会合で決めた。
産油国にとっては増産しなくて、当面、正解でした。
さすが。石油に対する評価の深さが違う。
次回開催は9月5日。それまでに状況はどのように変動するのか。
日本の「ガソリン店頭価格 2カ月ぶり170円割れ」
補助金39円による価格の抑制効果は41.1円
(2022.8.4日経)
補助金総額は1兆円をはるかに超える記事がどこかにあったような。
「次週8日時点の価格は、補助金がなければ208.4円になると予測する。
4~10日は37.7円の補助金を支給する。」
(2022.8.4読売)
原油下落があるとはいえ、持続可能な政策とはとても思えません。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」