中国山東省(中国東部)で、
「ガソリン価格は中国最安値の1ℓ134円」
「米国に隠れてロシアの安い原油を大量に仕入れているんだ」
(2022.8.5日経)
中国は原油の7割を海外からの輸入に頼っているそうです。
(2022.7.29産経)によりますと
ウクライナ侵攻開始以降の各国によるロシア産化石燃料輸入額は
中国 126.4億ユーロ
ドイツ 121.8億ユーロ
イタリア 79.1億ユーロ
オランダ 78.8億ユーロ
トルコ 67.7億ユーロ
フランス 43.8億ユーロ
ポーランド 43.8億ユーロ
韓国 34.9億ユーロ
インド 34.1億ユーロ
中略
日本 18.6億ユーロ
(2月24日から6月3日まで、CREA資料から作成)
とありました。
ロシアの財政を確実に支えています。
また、これなら、インドの露原油洗浄などかわいいもののように感じます。
やはり、消費量の大きな中国だ。
中国の天然ガスの輸入依存率は46%
取引拡大へ、矛先は日本が温めてきたガス開発事業「サハリン2」に向かう。
他を押しのけてでも爆食を続けなければ、統治の体制が揺らぐ。
(2022.8.5日経)
ガスにも。
そうだろうなあ。
消費の量が、日本とは違う。
恒常的に確保することはどなたでも難しい。
制裁よりも、実質的な収入の減を図りたい。
それが戦線縮小のための遠回りのようで結局は近道となる。
制裁による商品相場の高騰で、相対的に安い原油などによる輸出元と漁夫の利が大きすぎる。
そんなことをおもってしまいました。
関連:「制裁は逆効果か」没原稿
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
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