どこかで、
ヒトは、睡眠中に、脳細胞は大きさが6割になり、収縮して、細胞内の体液を排出していると読んだことがあります。
それ、本当かなあ。
そうかもね。
そうだとして、
それなら、
脳細胞を、寝ている間に、
汚れを内包したスポンジをぎゅっと握って汚れを出すようにして、
その後、まわりのきれいな脳幹の液体を吸収する。
それを何回か繰り返すことで、
脳細胞内の老廃物を排除していると、
そんな感じとなります。
ヒトの睡眠中は、
急速眼球運動(REM=レム)がないノンレム睡眠と
レム睡眠を、
周期90 - 110分で反復するそうです。
自分の昨日から今朝までの睡眠時間は約8時間なので、4回か5回反復したのかな。
そして、深い眠りのノンレム睡眠の中でも、
特に深い状態が除波睡眠と呼ばれていて、
(その時は、たぶん、何も考えられない状態だと思います。)
それは脳への酸素供給が少なくて済むため、脳に流入している動脈からの圧力が低下し、
その外圧が少なくなった時に、
脳細胞をなんとかして収縮させて
老廃物(蓄積したβアミロイドなどの代謝副産物など)を細胞外に排出し、
洗浄液として、脳脊髄液を流れ込ませて、洗い流す。
しばらく時間をおいて、脳近くの脳脊髄液が循環し、脳の老廃物の含有が少なくなったら、
また、収縮を解いて元通りに大きくなる。
これを一晩で、何回か繰り返す。
だから、タイトルに、脳はスポンジ?といたしました。
手で、ぎゅぎゅと握る感じです。
脳のニューロンが静かになる状態が観察され、必要とされる酸素量が減少し、脳への血流量が少なくなることを意味し、その空白を埋めるように、脳脊髄液が大量に流れ込む様子が観察された。
そんな研究結果もあるようです。
日本経済新聞の「元気の処方箋」の、
「質の高い睡眠と筋トレ」(2022.10.22)のなかで、
除波睡眠を増やすおすすめの方法は日中の運動だ。
特に筋トレが有効で、しっかりと疲れるまで行い、週2日よりは週3日というように頻度が高いほうが除波睡眠の時間は増えるとされている。
とありました。
週3日。
これのハードルが、高いか、まあまあか、できているかは、ひとそれぞれ。
新聞に載ったからといって、それがまったくの真実であるとも限らないし。
でもまあ、自分の体感的には、正しいような。
最近の、筋トレと体を動かす趣味の状況から見て。
動けることに感謝しています。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」