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20Wの超高効率「マシン」(おもしー171)

タイトルにした

「20W(ワット)の超高効率「マシン」」というのは、人間の脳のことです。


「「脳」のように超省電力に」(2022.12.19日経)のなかで、

AI時代はエネルギーで破綻しかねない

手本とすべき超高効率の「マシン」がある。20ワット程度のエネルギーで活動する人間の脳だ。

囲碁AIの「アルファ碁」はトップ棋士を倒すのに膨大な電力を必要とした

半導体の回路を脳の仕組みに近づけ

演算工程をニューロン(神経細胞)のように階層上につなげるような回路設計

消費電力が256分の1になる 専用のチップを準備すれば4100分の1まで抑えられる

などとされていました。


要するに、

印刷技術を駆使した平面的な半導体、

回路線幅3ナノメートル(ナノは10億分の1)の最先端半導体の量産を開始などとニュースでありましたが、

階層状につなげるということは、その平面の複層化ということみたいです。

回路自体を近づけて(横にあるものをすぐ上に持ってくる)、

処理や記憶の領域を行き来する距離を近づければ、

消費電力が少なくて済む。

例えば、

サーカーをしていて、相手ゴールにシュートするには、

相手の領域までボールを運ぶ多大な労力が必要ですが、

すぐ上に、領域を反対にしたコートがあれば、

ボールを上のコートに移動させてすぐシュートできる。

そんなコートが、階層状にあれば、

あっちこっち平面移動させるよりも、選手の労力は省ける。

その度合いによって、何分の1かに抑えることができる。

そんな僕の解釈です。


1次元のバーコードから、2次元のQRコードへ

コードを平面から立体にして3次元まで行かせるのはとっても難しいので、

2次元コードの複層化、若しくは、組み合わせ。

そんな感じなのかな。


立体構造の脳の効率に近づくのは、はなはだ難しい。


でも、

脳は、簡単にオーバーヒートする。

ちょっとした興奮で、硬い殻(頭蓋骨)に守られた頭蓋内腔は熱くなる。

関連:脳のラジエーター(おもしー91)

対策として、数度低い血液で冷やす。


人の脳の重さは1.2〜1.6キログラムと言われ、体重の2%ぐらい。

でも、

血液の循環量は心拍出量の15%、

酸素の消費量は全身の20%、

ブドウ糖の消費量は全身の25%。

とても大食い。

そして、また、でも、

大人の脳のブドウ糖の1日の必要量は120~150グラムと言われています。

そんな少しの飴玉(ブドウ糖)で動いてくれる。

超高効率といわれると、そんな気がする。

超高効率なら、もう少し、僕の脳も動いてくれないかなあ。

ともかく、察しが悪い。

(今で、いっぱいいっぱいです。)


そういえば、毎日使っている台所の20Wの蛍光灯が、

この1週間ほど前につかなくなり、

蛍光管を交換しましたがダメで、グロー球も交換しましたが、ダメでした。

結局、改装して以降、たぶん50年近く使用していた照明器具そのものを交換しました。

(本当に、50年も使用したのか?関係者によるとそのようです。

グロー球のプラスチック部分は加水分解なのか、持つとつぶれてボロボロ。)


僕の脳は交換できませんので、ぼちぼち付き合います。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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