「23年中には利上げなどの政策変更に踏み切る可能性があり、
円相場は1ドル=120円台まで円高が進む」と予想する。
と、
「市場の見方「緩やかに出口模索」」(2023.2.12日経)にありました。
1ドル=120円台。
この表現は、どう解釈すればいいのでしょう。
一般人の僕の生活上で普通に考えるのは、
120円台というのは、120円から129円まで。
そのように使っています。
でも、市場関係者の方々は、そんな大きなくくりではなく、もっと小さくて、
120円01銭から120円99銭までの間のことを言っているのでは。
僕の紙面を読んだ解釈は、後者。
だって、先週末で1ドル131円39銭あたりの相場であるところに、
(本日早朝時点では133円台まで円が下がっています。)
日銀が出口を模索し「利上げなどの政策変更に踏み切る」との、
中期的なニュースとなるならば、
1円や2円の動きで収まるはずがない。
10円ぐらい動くのではないかとの予想と捉えます。
その頃は、すでに、折り込みなされているところもあるのでしょうが。
最近の例として、昨年12月にあった日銀のサプライズのごまかしのような動きのようなものでも、5円ぐらいですか?円高になりましたし。
でも、
日本経済の専門紙であるようなお名前の新聞、
日本経済新聞社の新聞紙上には、
いつも、拙速なことは避けるように、とか、緩やかに、とか、
ともかく、ソフトランディングを望みますというような感じが、
各所で、
ありありのように受け止めています。
だけど、短期的に、若しくは、数日の間、数時間でスパッと。
そんなことで収まるだろうか。
乱高下すると思う。
僕たち一般人に、短期的な乱高下はあまり関係ない。
どうぞ、ご自由にと僕は思う。
押しなべて、平均的な輸入単価がどうなるのかが、
燃料や食物などの物価に反映されると思っているから。
さて、
120円台で留まることになるでしょうか。
110円台まで行ったりすることもあるような。
そんな気がします。
勿論、本年中のお話しで、短期的な予想です。
だって、
10年続いた日銀の路線のベクトルを、
反転させようとして、
その力や方向を小さく見せかけようとしても、
そんなことばかりに、
ぎりぎりの感覚で嗅覚を研ぎ澄ませようとしている世界があるのだと。
中期的や本年中の観測が、明日あることになるかもしれませんが、
目先の観測では、緩和維持の見方が多く、ドルが強い指標もあり、
ダゴヘゴの円安方向。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」