「キッシンジャー元国務長官100歳に」(2023.5.29日本海)がありました。
関連のなかでも、ご活躍の一部を記載していますが、
そうですか、100歳ですか。
御長寿、おめでとうございます。
世界の歴史にその名を残されています。
74年の密約など、米国の今日ある地位の維持に大きな貢献をなされたと思っています。
あくまで、米国にとってはですけれど。
世界全体にとっては、どうなのだろうか。
2023年の今から見れば半世紀前の判断や行動の数々。
記事の最後に、
1月にロシアのウクライナ侵攻による被害拡大を防ぐため、両国の国境線を昨年2月の侵攻前の状況に戻して停戦することを提案した。
とあります。
この点は、僕もそうだと思っています。
クリミア半島にこだわるウクライナの気持ちもわかりますが、
(適切ではないのでしょうが、
日本で言えば、沖縄や九州、若しくは北海道が他国に占拠されているような状況だと感じています。
それだけ、クリミア半島がウクライナ固有の領土だとウクライナの人々は思っておられるような。)
日本にしても、北方領土問題がある。
中国も台湾は自国領土だと主張する。
南北朝鮮は分断中であります。
これらを、一緒くたにするものではないことはそのとおり。
ただ、領土の問題でもあることは、誰も否定できないし、
一方的であると反対側の立場の人たちが反論しているとしても、
自国の領土の問題だと主張し続けている、これもまた、否定できない。
領土の問題が皆無になることはない。
おそらく、人類の歴史上全てにおいて。
たぶん、動物の世界だって、縄張りがあり、その線引きは、その時々の強弱に比例しながらいつも移ろいゆく。
領土・領海・領空に問題があるとしても、
まるで、癌と共生するヒトの身体のよう。
完治・完解とは夢幻のようなもの。
そんななかで、
やはり、停戦はとてもとても大事なこと。
人知を尽くすべき事柄です。
昨年2月の侵攻前の状況に戻して停戦すること
を
僕も提案したい。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」