「アカミミガメ、野外に放たないで」(2023.6.11日本海)で、
アカミミガメはアメリカ原産
飼いきれずにすてられるケースが相次ぎ、池や川で大繁殖。
もともといた生き物のすみかをうばうなど生態系に悪影響をあたえています。
などとあります。
子亀は、ミドリガメとも呼ばれている亀で、
僕が子供の頃から存在は知っていて、
TV番組のプレゼントにもなっていたような記憶があり、
そのころ、欲しかったなあ。
先日、湖山池の水辺に放した亀も、
記事の写真にそっくり。
僕も、湖山池の生態系に悪影響をあたえていることになってしまったのだろうか。
でもなあ。
個々の亀さんには、何の罪もない。
それに、
地球の環境はいつも変化しており、
その原因が人為的かどうかには関係なく、
変化していく環境に適合していくしか生きるすべはない。
アメリカから持ち込まれた種が、生きていくのに、
生態系に悪影響をあたえると、果たして、言い切っていいのだろうか。
彼らは(カメさん以外も含めて、外来種と呼ばれている命全体は)、
ただ、懸命に生きようとしているだけ。
野外に放つことを禁止とされたようですが、
それに、どれほどの効果があるのか、はなはだ疑問。
「最後まで大切に飼って」と呼びかけられても、
たしかに、所有者管理が原則ながら、
それができていない現状を確認する中での呼びかけでは、
100%の方がそうするなどということは夢のまた夢。
必ずどなたかは放す。
そして、繁殖する。
だから、
そんな呼びかけも、なにか、無責任のような。
単に、批判を受けたくない行政が姿勢を示しているだけであって、
これにより、繁殖を少なくすることができるとは誰も思っていない。
湖山池に放った亀さんよ。
君には何の責任もないし、君の亀生を自由に生きてくれ。
くれぐれも、
愚かな人の造作したドウロなど、
君に危険が及ぶようなところには行かないようにしてください。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」