なんとも。
大きな名前をタイトルにしましたが、
そう書いてあったのだから、流用させていただきました。
「「海賊」出光、次は空に懸け」(2023.7.12日経)のなかで、
生き残りを懸けて、会社を作り替えようとしている。
乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負で、荒波を乗り越えられるか。
1月、出光で次世代燃料を担当する 課長はチリの最南端まで出向き、世界初の合成燃料の生産プラントを持つHIFグローバルの幹部と向き合った。
(関連:送電網(おもしー319))
航空業界が2050年にCO2の排出量実質ゼロを達成するためには、世界のジェット燃料の9割の4.5億キロリットルを再生航空燃料(SAF)にする必要がある。
出光の燃料油の販売量は年約3500万キロリットル。
北海道製油所で20年代後半までに自前で合成燃料の生産を目指す。
出光のガソリン販売のシェアは3割と、5割を持つENEOSとの差が大きい。
創業者の出光佐三氏は業界のしがらみを無視して事業を拡大する姿から「海賊」と呼ばれた。
などとありました。
「海賊」(の流れを受け継ぐ方も含めて)さんが、
脱炭素時代への荒波を乗り越えるため、
日経新聞が書く、乾坤一擲の大勝負で生き残りを懸ける。
NHKさんの大河ドラマ「どうする家康」ではないけれど、
「どうする出光」である場合、打って出る処方、いや、飛躍への足がかりが、
記載にあった、1兆円の巨額投資。
勿論、同社の先行きは、誰にもわかりません。
市場はどう見ているのか。
出光興産㈱の株価を10年チャートで見ると、
2016年1600円ほど、2018年6000円あたり、2023年のこのごろは3000円前後で、特段の上下動とまでは言えないような。様子見のような。
しかし、
「海賊」、しがらみを無視、生き残りを懸ける
なにか、血が騒ぐ。
挑戦して、成し遂げるところまで至れることはとても少ない。
こんな、会社、事業体も、あるんだ。
かっこいい。
出光さんのことをあまり知りませんでしたが、応援したい。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」