そうか。
いままで、あまり、すっきりしていなかったけれど、
そういうことなら、すとんと腑に落ちる。
鬼の霍乱 という言葉です。
(2023.7.13産経のコラム「産経抄」)では、
幕末の江戸の住民も猛暑を経験
当時、すでに熱中症の存在は知られており、
中暑や霍乱という言葉が当てられていた。
シーボルトが「日本のアリストテレス」と評した貝原益軒が、
健康指南の書『養生訓』で警告している。
「夏月、もっとも保養すべし」
などとありました。
鬼の霍乱は、ふだん非常に丈夫な人が、めずらしく病気にかかることのたとえで、
日射病や暑気あたり、つまり、熱中症のときにも使われてきたということなら、
丈夫な時とオーバーヒートの時との落差が激しくて、鬼の と いいたくなる気持ちにもなる。
それだけ、猛暑は過酷で、暑気あたり(熱中症)にもなる。
だから、鬼の霍乱 ですね。
一昨日の稽古。
何かが足の甲に落ちてきた。
道着の袖からぽたりぽたり。
汗でした。
道着の上は、透明感が出るほど、ぐっしょぐしょ。
突きを出すたびに、汗が向こうに飛んでいく。
下も、後から着替えるときは、パンツが丸見えの感じで、ぐっしょぐしょ。
素足の稽古中、足を伝って、汗が体育館の床を濡らす。
滑るので、何回も、モップで拭き取る。
何度も、何度も行う水分補給。
少し潤ったと思ったら、びっくりするほどの流れが目の前や頬を伝う。
屋内ですらそうなので、
屋外での作業をなされておられる方々のご苦労や心労、心身の疲弊はいかばかりか。
このあたりでは、まだ、35度以上までにはなっていないような。
これから、夏本番。
何方様も、
「夏月、もっとも保養すべし」
鬼様でなくても、
霍乱、中暑の予防のためにも、血液の流れに特に配慮すべきかと。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」