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霍乱(かくらん)(おもしー371)

そうか。

いままで、あまり、すっきりしていなかったけれど、

そういうことなら、すとんと腑に落ちる。

鬼の霍乱 という言葉です。


(2023.7.13産経のコラム「産経抄」)では、

幕末の江戸の住民も猛暑を経験

当時、すでに熱中症の存在は知られており、

中暑や霍乱という言葉が当てられていた。

シーボルトが「日本のアリストテレス」と評した貝原益軒が、

健康指南の書『養生訓』で警告している。

「夏月、もっとも保養すべし」

などとありました。


鬼の霍乱は、ふだん非常に丈夫な人が、めずらしく病気にかかることのたとえで、

日射病や暑気あたり、つまり、熱中症のときにも使われてきたということなら、

丈夫な時とオーバーヒートの時との落差が激しくて、鬼の と いいたくなる気持ちにもなる。

それだけ、猛暑は過酷で、暑気あたり(熱中症)にもなる。

だから、鬼の霍乱 ですね。

関連:熱中症・血栓症と血圧(おもしー359)


一昨日の稽古。

何かが足の甲に落ちてきた。

道着の袖からぽたりぽたり。

汗でした。

道着の上は、透明感が出るほど、ぐっしょぐしょ。

突きを出すたびに、汗が向こうに飛んでいく。

下も、後から着替えるときは、パンツが丸見えの感じで、ぐっしょぐしょ。

素足の稽古中、足を伝って、汗が体育館の床を濡らす。

滑るので、何回も、モップで拭き取る。

何度も、何度も行う水分補給。

少し潤ったと思ったら、びっくりするほどの流れが目の前や頬を伝う。

屋内ですらそうなので、

屋外での作業をなされておられる方々のご苦労や心労、心身の疲弊はいかばかりか。

このあたりでは、まだ、35度以上までにはなっていないような。

これから、夏本番。

何方様も、

「夏月、もっとも保養すべし」

鬼様でなくても、

霍乱、中暑の予防のためにも、血液の流れに特に配慮すべきかと。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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