「育たぬ起業家、在留資格も壁」(2023.7.17日経)のなかで、
ユニコーン(企業価値が10億ドル以上の未上場企業)は
米国638社、中国173社に対し、日本は6社にとどまる。
米国のユニコーン企業のうち移民が創業したのは54.8%を占める。
創業者や重要なリーダー職で移民が1人以上いる企業は約8割に上る
などとありました。
記事にあるとおり、
日本の国内制度が壁になっていることは事実なのでしょうけれども、
それ以上に、
移民受け入れは、その国の活力を造成・維持しているなあと感じました。
移民を希望なされるのは、
元のお国よりも魅力的に見ているから。
その差が大きいと思われているのであれば、
その力はさらに強くなる。
勿論、そういった差の実感だけではないことは承知の上で、そういった面はとても大きい と 思います。
かつて、日本国も、
棄民政策とまで呼ばれることにもなった部分も含めて
他国への移民が奨励されていた時期があった。
近年、働きやすさや待遇の倍増などに魅力を感じられて、海外に職を求められる方もある。
いろいろな労働環境にお立ちの皆様にも、
できるだけ、好きなこと、熱中できることに励んでいただきたい。
そのなかの100分の1でも、万分の1でも、企業することが出来ていけばとてもいい。
起業し経営が軌道に乗るということは、
その企てが、その時の世の中に求められていて受け入れられていくということで、
企てる側も、求める側も、共により良くなる。
そう思っています。
より多様な観点や目線を大事にしたい。
日本国内の制度改善は、たぶん、遅々として進まない。
下っているエレベーターに後ろ前に立ち、
登っているエレベーターに乗っている人の背中を、他人事のように横目で見ているようなイメージ。
正面からもっと現実を直視し自分ごととして認めていかなければ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」