時は元禄。
ゆたかな経済力を背景に成長してきた町人たちが、
大坂・京など上方の都市を中心に
すぐれた作品を数多くうみだしたとされる元禄文化。
そんなことを連想いたしました。
「高級路線 世界を意識」(2023.8.23読売)では、
最上部の54~64階に入る91戸の高級住宅は金額が明らかになっていない。
不動産関係者は「最も高い部屋で100億円を超える」
「本当にハイクラスのマンションを求める人がいる。なければ、国際競争力が落ちる」
ブルガリホテル東京は、1泊25万円から、一部のスイートルームの料金は400万円を超える。
「欧米でこの価格帯は珍しくない」
などとされています。
円の購買力が半値なら、100億円でもかつての50億円であって、安い買い物?
そう感じられる、国外・国内の人々が相当に、そして、確実におられるから、
商いとして成り立つ見込みが生まれて来て、
現に、
記事中では、今年11月開業予定ながら、3分の2が成約済みとなっているそうな。
どうぞどうど、
お住まいになられてくださいませ。
そして、
現在をもっともっと極めていただきたい。
そんな動きを全く否定しない。
いやいや、勿論、是でありまする。
100億円に留まらず、
わたくしごときの想像を超えた、
(上質)な空間や対応を、
それを求める人々にご提供なされてくださいませ。
そして享保の改革のようなこともあるのかもしれませんが。
時代は波打つ。
なにが、どんなことが、(上質)かは、人それぞれ。
100億円があってもいいし、
100円であってもいい。
貨幣をお支払いなされないことでもいい。
したいことをしなはれ。
そんなことの中から、新たなことも生まれてくる。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」