現政権党が政権を維持しているのであれば、
という前提です。
「補助縮小が地方直撃」(2023.8.31日本海)のタイトルにあるとおり、
ガソリン価格は、
それを多く費消する地域であればあるほど関心は高く、
その地域は「地方」と呼ばれている。
公共交通は貧弱度がますます大きくなっている。
その「地方」を地盤としている政党はどこか。
ガソリン価格高騰の要因は2つ。
原油価格の高止まりと円安。
まず円安。
日銀の異次元緩和を撤回すれば、世界中がびっくりするぐらいの相当な円高になる。
しかし、しない。
政権党がさせない。
なぜか。
国家予算が組めなくなる恐れを持っているから。
原油価格。
ウクライナ情勢の緊迫化で資源価格が高騰しているようにこの1年2年の目先では見えるけれども、
それも含めての、
石油資源国達の生き残りを懸けた国際市場での熾烈な駆け引き。
すこしでも、有限の資源をより有価で販売したい、
そんなことは、どのような立場であっても、当然な姿勢。
日の本のお国の政権政党は、ひたすら、戦火の緊迫化の低下を祈る。
それによる原油価格の値ごろ感を夢に見ている。
ガソリン補助金は、
ガソリンだけじゃなく、軽油、灯油、重油も補助対象。
暑い夏も、トンボが飛び交い、秋の気配。
灯油を用いる暖房もそんなに遠くない。
補助を、暖房の需要期の年末に打ち切ることは、難しい。
それを理解しておいての、
年末までの補助金延長の発表。
姑息で、実質的な、延長の表明としか受け止められない。
暑い夏の後には、
あまり寒くないない冬で、
灯油需要がそれほどでなく、
補助終了が言い出せますように。
「統計125年 最も暑い夏」
その次に来るのは
「統計125年 最も寒くない冬」
そんな願いを込めて、
地球温暖化に期待を寄せるような。
そんな人がいたりして。
始めてしまったガソリン補助金と心中することだってあるのかも。
安易に始めてしまった弥縫策、
赤字国債だって、終わらせることができず膨張を続けさせている人々。
構図は同じ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」