• 記事検索
RSS

ガソリン補助金 永遠なり?(おもしー421)

現政権党が政権を維持しているのであれば、

という前提です。


「補助縮小が地方直撃」(2023.8.31日本海)のタイトルにあるとおり、

ガソリン価格は、

それを多く費消する地域であればあるほど関心は高く、

その地域は「地方」と呼ばれている。

公共交通は貧弱度がますます大きくなっている。

その「地方」を地盤としている政党はどこか。


ガソリン価格高騰の要因は2つ。

原油価格の高止まりと円安。


まず円安。

日銀の異次元緩和を撤回すれば、世界中がびっくりするぐらいの相当な円高になる。

しかし、しない。

政権党がさせない。

なぜか。

国家予算が組めなくなる恐れを持っているから。


原油価格。

ウクライナ情勢の緊迫化で資源価格が高騰しているようにこの1年2年の目先では見えるけれども、

それも含めての、

石油資源国達の生き残りを懸けた国際市場での熾烈な駆け引き。

すこしでも、有限の資源をより有価で販売したい、

そんなことは、どのような立場であっても、当然な姿勢。

日の本のお国の政権政党は、ひたすら、戦火の緊迫化の低下を祈る。

それによる原油価格の値ごろ感を夢に見ている。


ガソリン補助金は、

ガソリンだけじゃなく、軽油、灯油、重油も補助対象。

暑い夏も、トンボが飛び交い、秋の気配。

灯油を用いる暖房もそんなに遠くない。

補助を、暖房の需要期の年末に打ち切ることは、難しい。

それを理解しておいての、

年末までの補助金延長の発表。

姑息で、実質的な、延長の表明としか受け止められない。


暑い夏の後には、

あまり寒くないない冬で、

灯油需要がそれほどでなく、

補助終了が言い出せますように。

「統計125年 最も暑い夏」

関連:住む場所(おもしー417)

その次に来るのは

「統計125年 最も寒くない冬」

そんな願いを込めて、

地球温暖化に期待を寄せるような。

そんな人がいたりして。

始めてしまったガソリン補助金と心中することだってあるのかも。

安易に始めてしまった弥縫策、

赤字国債だって、終わらせることができず膨張を続けさせている人々。

構図は同じ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):