国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は今月上旬、一時1トロイオンス2100ドルを突破し、史上最高値を更新した。
中国の個人は人民元に対する不信から、無国籍通貨ともいえる金を購入する動きがみられる
中国の人民元が海外で記録的な安値に向かうなか中銀は(人民元)下落を食い止めるため、輸入割り当てを絞って国内市場への金の出荷を制限した
金や国外の不動産などへの資金流出が続く現状は、中国の個人などが自国経済に対して悲観的なことを映している。
などと
「中国マネー、金に退避」(2023.12.13日経)にありました。
示されている今月上旬の史上最高値を更新した時のグラフを見ると特異的。
その日は、
前日、2075ドル付近まで上昇して終わり、
一旦、そのあたりから始まり、
それから急上昇で2150ドル付近まで(これが更新価格)大きく上昇したものの、
2025ドルを下回り(100ドル以上下落し)、少し戻して、
そのあたりで終わりとなった。
大きな乱高下でした。
高値での掴みでも、中長期展望がおありなのでしょう。
僕もそう感じています。
(なお、僕は、金の売買はやりませんしやりたくありません。)
関連:金不買運動(おもしー401))
また、
同日同紙の3面には
「中国「デフレ輸出」拡がる」で、
中国からの輸出品が値下がりしている。
鋼材や自動車など主要品目の7割で単価が下がった。
中国経済は内需がさえず、企業が過剰在庫を国外で安く売る動きが広がる。
とありました。
お隣の中国さんも大変ですねえ。
そんな悠長には構えておられない日本経済と思っていますけれど。
各国からのお金の流れは何処を見ればそれなりにつかめるのだろう。
この僕たちが生きている人間社会では、
有難いのもお金だけれど、怖いのもお金なんですねえ。
大きく溜まっているところからは、
どうしても溢れ出そうとする。
水も、運も、人も、やる気も。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」