さあ、明日の、アメリカさんやこの国の中央銀行はどう言われるのか。
「「中銀デー」波乱 市場警戒 日米英スイス、22日決定会合」(2022.9.16日経)のなかで、
日本時間22日に世界の主要中央銀行の金融政策を決める会合が異例に重なる「中銀デー」を控える
世界の中銀が金融引き締めに動く中で日銀だけが現状維持となれば、円相場が一段と下落する可能性
「注目が高い日米に、脱マイナス金利のスイス。英国まで同じ日に重なるとは」
などとありました。
それでは、22日の何時ごろに各国中銀は会見などを行うのか。
(いずれも日本時間です。)
米国 3時半
日本 (11時~13時の間に公表されることが多い)
スイス 16時半
英国 20時
日本以外は公表時間が決まっており、米国では公表直前の数分は売買が手控えられるそうです。
「日銀会合、時間未定でやきもき」(2022.9.17日経)より
従来から公表時間を事前に言わないなんて、なにか、日銀はお役所よりもお役所的な感じ。
自己中心的で、後出しじゃんけんみたい。
公表時間を決めないせいで自分たちが相場変動を増幅している
と17日の記事にもありました。
さて、会見の内容はどのようなものかな。
全くの私見ですが、
米国=+1%(いや0.75%か)+(利上げ打ち止めの可能性に含み)
≪+0.75%で誘導目標を3.0~3.25%と、年末政策金利予測4.4%でした。≫
日本=現状維持+(なす術無し)
その結果として、円安進行。
口先介入効果なし。
日本の保有している外貨での円買いも、したとしてもほぼ効果なし。
そう思っています。
為替が1円変われば、
例えば、140円から141円になる約0.7%の円安なら、
16兆円の運用資産の半分を円買いに投資したとして、その値洗損失は56億円。
2円なら倍の112億円。厳しい判断をしているところもあります。
参考:黒田東彦さん、辞めたいなら速やかに辞めたほうがいい。(おもしー69)
冒頭の記事に、
市場関係者は襲い来る激流への備えを固めつつある。
とされています。
激流とまで全国紙が表現する状況とは、いかなることが見込まれるのか。
人々は、なぜ、通貨に翻弄されているのだろうか、
そして、いつまで翻弄され続けなければならないのだろうか。
通貨の変動は、多かれ少なかれ、直接間接を問わず、全ての人々に影響を与えている。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」