• 記事検索
RSS

年収1200万円で年金340万円だってさ(おもしー251)

ネット記事に、

年収1200万円なら年金額は、どれくらい?

の記事があったので、

つい、読んでしまいましたが、


就職なされ厚生年金に加入された22歳から

退職なされる60歳までの38年間、

ずっと、年収1200万円

(毎月65万円、ボーナス120万円が3回)

であったならば、

65歳からの年金額は、

月額28万円4千円

(2カ月に一度振り込まれるので、2か月分なら56万8千円)

年額なら、340万円

という内容であったと思います。


まあ、呆れました。

そんな方おられるの。

居られるんじゃないでしょうか。

22歳の最初から、1200万円の方は少なくても、

38年間のアベレージであれば、厚生年金加入者の内で1、2%ぐらいはおられるかも。

僕にとっては、そんな認識です。

(相当なひがみ根性丸出しでございます。)


でもまあ、気になるので、読んでしまう僕のような方もいることは確実。

現に、僕が読んでしまっているし、

大手検索ページの前の方にある記事なので、

相当な方の読み込みがあり、

そのような読者があるとの見込みを持っての、ページ掲載であり、

読まれた方の考える方向を、期待しての、掲載者たちなのだろうと感じています。


僕が考える掲載者たちが期待する読者の考える方向とは、

年金繰り下げ者の増加。

です。


繰り下げすれば、

自分の年金も、生涯平均年収1200万円の人と、同等となる。

それなら、少し考えてみようかなと思いませんか。

動ける間は、勤労して、数年でも、繰り下げできないかと。


例えば、

65歳から200万円の方が、75歳まで繰り下げするのならば、

84%増額ということで、368万円となるのかな。


この、わかりやすい数字の200。

年金額、200万円から計算を始めてみれば、

生涯年収1200万円の方と同等の年金額となる。

計算上は上回ることもできる。

だから、200万円から始まって、何か少し中途半端の感もある1200万円に導かれる。

なにが、120万円のボーナスが、年3回ですか。

そんなこと、僕には考えられない。

200万円があるから、1200万円にするための、

レトリックみたいなこと。

でも、それにちかづけるならいいなあ。

それは、素直にそう思います。

そして、年金200万円前後の見込みのある方は、ある程度絞り込める。

そんな世代や所得層に向けた発信なのでしょう。


繰り下げなされれば、

加給年金の支給が抑えられる。

関連:加給年金(おもしー233)

年金原資の減少を、当面先送りできる。

関連:年金支給年齢引き上げに賛成(おもしー242)

今後のインフレなどの見込みもある中で、支給する痛みの軽減が期待できる。

そんなところかな。


しかしながら、

個々人におかれましては、

どのような方の意図や期待があろうとも、

自らの貴重なご選択をなされることを。


まったく。

支給を受ける側として、年金って、ほんとうに、捕らぬ狸の皮算用。

年金支給に責任を持たれている政府においても、確実なことは誰も言えない。

おぼろげで不確実そのもの。

そして、より明確になるような期待感まるでなし。

より混沌としていくような。

僕の余生、あとどれくらい?

そんなこと、考えなくてよろしい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):