ネット記事に、
年収1200万円なら年金額は、どれくらい?
の記事があったので、
つい、読んでしまいましたが、
就職なされ厚生年金に加入された22歳から
退職なされる60歳までの38年間、
ずっと、年収1200万円
(毎月65万円、ボーナス120万円が3回)
であったならば、
65歳からの年金額は、
月額28万円4千円
(2カ月に一度振り込まれるので、2か月分なら56万8千円)
年額なら、340万円
という内容であったと思います。
まあ、呆れました。
そんな方おられるの。
?
居られるんじゃないでしょうか。
22歳の最初から、1200万円の方は少なくても、
38年間のアベレージであれば、厚生年金加入者の内で1、2%ぐらいはおられるかも。
僕にとっては、そんな認識です。
(相当なひがみ根性丸出しでございます。)
でもまあ、気になるので、読んでしまう僕のような方もいることは確実。
現に、僕が読んでしまっているし、
大手検索ページの前の方にある記事なので、
相当な方の読み込みがあり、
そのような読者があるとの見込みを持っての、ページ掲載であり、
読まれた方の考える方向を、期待しての、掲載者たちなのだろうと感じています。
僕が考える掲載者たちが期待する読者の考える方向とは、
年金繰り下げ者の増加。
です。
繰り下げすれば、
自分の年金も、生涯平均年収1200万円の人と、同等となる。
それなら、少し考えてみようかなと思いませんか。
動ける間は、勤労して、数年でも、繰り下げできないかと。
例えば、
65歳から200万円の方が、75歳まで繰り下げするのならば、
84%増額ということで、368万円となるのかな。
この、わかりやすい数字の200。
年金額、200万円から計算を始めてみれば、
生涯年収1200万円の方と同等の年金額となる。
計算上は上回ることもできる。
だから、200万円から始まって、何か少し中途半端の感もある1200万円に導かれる。
なにが、120万円のボーナスが、年3回ですか。
そんなこと、僕には考えられない。
200万円があるから、1200万円にするための、
レトリックみたいなこと。
でも、それにちかづけるならいいなあ。
それは、素直にそう思います。
そして、年金200万円前後の見込みのある方は、ある程度絞り込める。
そんな世代や所得層に向けた発信なのでしょう。
繰り下げなされれば、
加給年金の支給が抑えられる。
年金原資の減少を、当面先送りできる。
今後のインフレなどの見込みもある中で、支給する痛みの軽減が期待できる。
そんなところかな。
しかしながら、
個々人におかれましては、
どのような方の意図や期待があろうとも、
自らの貴重なご選択をなされることを。
まったく。
支給を受ける側として、年金って、ほんとうに、捕らぬ狸の皮算用。
年金支給に責任を持たれている政府においても、確実なことは誰も言えない。
おぼろげで不確実そのもの。
そして、より明確になるような期待感まるでなし。
より混沌としていくような。
僕の余生、あとどれくらい?
そんなこと、考えなくてよろしい。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」