そうか、日本とフィリピンぐらいなものなのか。
「水の利用 優先順再考を」(2024.9.1読売)のなかで、
「日本やフィリピンは水を無駄遣いしている」とよく言われる。
そもそも地球上に、すぐに使える淡水はどれほどあるのか。答えは「海水も含めたすべての水の0.01%」である。
などとありました。
国土の周囲が海洋で、熱帯性低気圧が来襲することもあり、多くは西側からであるけれど北からも南からも雲が流れてきて雨水が落ちてくる。
そのどこの方向の上(かみ)側には海洋が有る。
そして、それなりの高度を持つ山塊があって、水蒸気は水滴になりやすい。
他国から見てその使い方が無駄使いと言われるような使い方をしている・できている。
そうか、たしかにそんな国はそれくらいなのだろうか。
そんな国に住まわせていただいてありがたいなあ。
だから、水の単価が経済的なので、経費のかかる中水利用などは普及していない。
(中水:飲むことはできないが人体に影響を及ぼさない形で再利用される水ので、水洗トイレや工業用水などに利用されます。
が、
中水利用はそのための配管や貯水設備や、下水を中水にするための浄化装置の維持管理など、少し考えただけで、経費がとてつもない。上水の・下水の施設に加えてだから。
上水を使った方が(日本では)とても経済的。)
となってしまうんだよなあ。
消火栓からの水、つまり消防用の水は、何の水・どこからくるのと昔々聞かれたことがある。
消火栓専用の水の配管があるわけでもなし、上水の本管から供給を得ている。
上水の使い方をもって、無駄遣いといわれてもなあ。
この日本の現状では現実的。
中水は普及していないし、この雨水環境がある限りは、これからも普及しないだろう。
清らかな水をありがたくいただいているように、多くの国民は感じていると思う。口にはしなくとも。
そして、列島の中の、清浄な河川はとても人気がある。
富士山の伏流水が湧き出て水源となっている柿田川。
行ってみたいし、水中眼鏡をつけて水中に入ってみたい。
考えただけで、
ぶるっと来る。
たぶん、冷たいんじゃないかな。
昨日も、最高気温36度を上回った。
どこか涼しいところありませんか。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」