2019年(令和元年)11月22日(金)の午前10時から午後2時半前まで、岩美町議会総務教育常任委員会が開催されました。
審査・報告事項とも、当委員会として了解されたところですが、杉村宏委員としては、次のように意見等(概略)を述べています。
今後、12月6日(金)10時からの全員協議会において、協議等がなされます。
(岩美町議会では、全協で、担当委員会案件は発言できません。)
審査事項の3件
1 職員人件費の改定について
町執行部提案内容:月例給を平均0.1%増額する。期末勤勉手当を0.05月分増額し4.5月分とする。特別職も0.05月分増額する。
本委員会委員長の許可により、岩美町職員労働組合執行委員長の発言がありました。
「11月27日に全員集会を開催し、再発防止、コンプライアンス研修を行って、失われた町民の信頼を取り戻していきたい。今後、文書にして提出する。」
それらを受けて、杉村宏委員の意見:岩美町において民間賃金を調査して、岩美町職員の給与に比準させることは、岩美町の組織的にも困難で、国の人事院が勧告した給与の内容を、岩美町職員に適用することについては、妥当とするしかないと受け止めている。
給与の妥当であろう水準はそうでも、それを岩美町職員に適用するにあたっては、岩美町民のご理解がいただけるであろうと議決権を持つ議会が決めることだ。
杉村宏議員の考えとは異なるが、本年3月に岩美町議会では「町職員の不祥事に関する調査特別委員会」が設置されている。この委員会が設置されたこと自体に、町執行部に対する不信任の意味合いがある。
職員組合の行動もこれからで、本日現在で判断できる問題ではない。3月定例会で経緯を踏まえ判断するべきだ。今は判断できない。
行政提案に対する賛成委員:吉田保雄、澤治樹、升井祐子、足立義明
反対委員:杉村宏
2 学校給食共同調理場の施設改修について
給食提供数 1日あたり860食(建設当時は1100食)
ただし、アレルギー対応(43食)で、職員は減らしていない。
外調機修繕、給食運搬車購入、回転釜購入に1393万円(12月補正)
外調機更新、エアコン新設に3200万円(令和2年度当初予算)
杉村宏委員の意見:回転釜は4台の内、1台が故障しているとのことだが、現在の調理に不具合を生じていないのか。提供する食数も建設当初より減っているが、4台どうしても必要である説明を。
→4台は健全な状態で保有したい。
3 スクールバスの整備について
(教育委員会次長:審査のみで、本日の委員会で判断を求めない。今後も審査していただきたい。)
各小学校の児童数の推移(見込)
R1 R7 1学年平均
岩美北小学校 199 182 30
岩美西小学校 156 122 20
岩美南小学校 135 125 21
合計 490 429
1学年平均 82 72(少数点以下四捨五入)
スクールバスの現状
岩美北小学校 2台、岩美南小学校 3台
スクールバス運行検討資料
1案:現行のバス台数を保有し、老朽化している南小の3台を更新
購入費用5400万円、年間維持経費2200万円
2案:北小の2台を南小に移管し、北小はワンボックスカー1台購入で対応
冬季は中型バス借り上げで対応
南小の老朽化している3台を処分し、1台購入
購入費用2250万円、年間維持経費2000万円
杉村宏委員の意見:北小の1号車は、陸上と田後を回る案だが、ダイヤは早くならないか。
普通交付税で、スクールバスの措置費はいくらか。
→早くなる。7時25分くらいを想定する。
1台当たり600万円で、2案なら1台減少となり600万円分措置額が減少する。
報告事項3件
1 中期財政見通し
杉村宏委員の意見:浦富IC周辺の宅地造成の影響はどうか。
水道、病院、公共下水、集落排水等は各会計の財政計画により計上とのことだが、全員協議会での議論としてよいか。
→見込みが不透明で加味していない。
(委員長)全協で質疑してください。
2 公共交通利用促進(ノルデ運動)
杉村宏委員の意見:従来からの職員のノーマイカー運動の成果と実績を踏まえて、どう取り組むか。
路線バス、町営バスの利用料金を半額にするとのことだが、その減額分はどこが負担するのか。
→月2回実施し、60~70%ほどの実施率だ。
普段乗られない方の乗車が見込まれることから、事業者の負担とする。
3 12月補正
杉村宏委員の意見:代替バスの冬用タイヤ購入費は当初予算で見込んでおくべき案件だ。
その他で杉村宏委員が指摘した事項
・「ゆめぐりエクスプレスバス」と「岩井線快速バス」の車両は同じとの説明があったが、両運行の詳細を説明頂きたい。
→次回委員会(12月18日見込)で説明
・納税貯蓄組合に対する助成金申請書の送付が独立したされていた。従来は毎月納付する分と一緒に送付されていたが、行政事務の緊張感が不足しているのではないか。
(杉村宏は昭和60年ごろから現在まで町内会の納税貯蓄組合の組合長をさせていただいています。)
→調査するが、事実であれば、監督不行き届きだ。
・衝突被害軽減ブレーキ等搭載車への補助実績とPRは。
→5件ある。さらにPRしていきたい。
・現代美術展の入込と開催期間中(10月12~22日)の祝日対応はどうか。
→2000人。会場の一つである中央公民館が祝日休館(10月14日と22日)であることをポスター作成時に考慮しておらず、来館者に迷惑を掛けた。申し訳ない。
・中央公民館における日中友好団体である諍友会の展示が、開館日の10月3日や中国大使館より参事官等が来町される11月3日に間に合っていない。本日現在もなされていない。過去には、中国の現在の外務大臣になられている方や中国大使も来町なされている。何故できなかったのか。
→ショーケースが11月26日に届く予定で、その後展示する。
・交通アンケートの実施を受けて本年6月に地元代表者の意見を伺うと報告されているが、どうなっているか。
→全体的に遅れており、次回委員会(12月18日見込)に報告したい。
審査・報告事項とも、当委員会として了解されたところですが、杉村宏委員としては、次のように意見等(概略)を述べています。
今後、12月6日(金)10時からの全員協議会において、協議等がなされます。
(岩美町議会では、全協で、担当委員会案件は発言できません。)
審査事項の3件
1 職員人件費の改定について
町執行部提案内容:月例給を平均0.1%増額する。期末勤勉手当を0.05月分増額し4.5月分とする。特別職も0.05月分増額する。
本委員会委員長の許可により、岩美町職員労働組合執行委員長の発言がありました。
「11月27日に全員集会を開催し、再発防止、コンプライアンス研修を行って、失われた町民の信頼を取り戻していきたい。今後、文書にして提出する。」
それらを受けて、杉村宏委員の意見:岩美町において民間賃金を調査して、岩美町職員の給与に比準させることは、岩美町の組織的にも困難で、国の人事院が勧告した給与の内容を、岩美町職員に適用することについては、妥当とするしかないと受け止めている。
給与の妥当であろう水準はそうでも、それを岩美町職員に適用するにあたっては、岩美町民のご理解がいただけるであろうと議決権を持つ議会が決めることだ。
杉村宏議員の考えとは異なるが、本年3月に岩美町議会では「町職員の不祥事に関する調査特別委員会」が設置されている。この委員会が設置されたこと自体に、町執行部に対する不信任の意味合いがある。
職員組合の行動もこれからで、本日現在で判断できる問題ではない。3月定例会で経緯を踏まえ判断するべきだ。今は判断できない。
行政提案に対する賛成委員:吉田保雄、澤治樹、升井祐子、足立義明
反対委員:杉村宏
2 学校給食共同調理場の施設改修について
給食提供数 1日あたり860食(建設当時は1100食)
ただし、アレルギー対応(43食)で、職員は減らしていない。
外調機修繕、給食運搬車購入、回転釜購入に1393万円(12月補正)
外調機更新、エアコン新設に3200万円(令和2年度当初予算)
杉村宏委員の意見:回転釜は4台の内、1台が故障しているとのことだが、現在の調理に不具合を生じていないのか。提供する食数も建設当初より減っているが、4台どうしても必要である説明を。
→4台は健全な状態で保有したい。
3 スクールバスの整備について
(教育委員会次長:審査のみで、本日の委員会で判断を求めない。今後も審査していただきたい。)
各小学校の児童数の推移(見込)
R1 R7 1学年平均
岩美北小学校 199 182 30
岩美西小学校 156 122 20
岩美南小学校 135 125 21
合計 490 429
1学年平均 82 72(少数点以下四捨五入)
スクールバスの現状
岩美北小学校 2台、岩美南小学校 3台
スクールバス運行検討資料
1案:現行のバス台数を保有し、老朽化している南小の3台を更新
購入費用5400万円、年間維持経費2200万円
2案:北小の2台を南小に移管し、北小はワンボックスカー1台購入で対応
冬季は中型バス借り上げで対応
南小の老朽化している3台を処分し、1台購入
購入費用2250万円、年間維持経費2000万円
杉村宏委員の意見:北小の1号車は、陸上と田後を回る案だが、ダイヤは早くならないか。
普通交付税で、スクールバスの措置費はいくらか。
→早くなる。7時25分くらいを想定する。
1台当たり600万円で、2案なら1台減少となり600万円分措置額が減少する。
報告事項3件
1 中期財政見通し
杉村宏委員の意見:浦富IC周辺の宅地造成の影響はどうか。
水道、病院、公共下水、集落排水等は各会計の財政計画により計上とのことだが、全員協議会での議論としてよいか。
→見込みが不透明で加味していない。
(委員長)全協で質疑してください。
2 公共交通利用促進(ノルデ運動)
杉村宏委員の意見:従来からの職員のノーマイカー運動の成果と実績を踏まえて、どう取り組むか。
路線バス、町営バスの利用料金を半額にするとのことだが、その減額分はどこが負担するのか。
→月2回実施し、60~70%ほどの実施率だ。
普段乗られない方の乗車が見込まれることから、事業者の負担とする。
3 12月補正
杉村宏委員の意見:代替バスの冬用タイヤ購入費は当初予算で見込んでおくべき案件だ。
その他で杉村宏委員が指摘した事項
・「ゆめぐりエクスプレスバス」と「岩井線快速バス」の車両は同じとの説明があったが、両運行の詳細を説明頂きたい。
→次回委員会(12月18日見込)で説明
・納税貯蓄組合に対する助成金申請書の送付が独立したされていた。従来は毎月納付する分と一緒に送付されていたが、行政事務の緊張感が不足しているのではないか。
(杉村宏は昭和60年ごろから現在まで町内会の納税貯蓄組合の組合長をさせていただいています。)
→調査するが、事実であれば、監督不行き届きだ。
・衝突被害軽減ブレーキ等搭載車への補助実績とPRは。
→5件ある。さらにPRしていきたい。
・現代美術展の入込と開催期間中(10月12~22日)の祝日対応はどうか。
→2000人。会場の一つである中央公民館が祝日休館(10月14日と22日)であることをポスター作成時に考慮しておらず、来館者に迷惑を掛けた。申し訳ない。
・中央公民館における日中友好団体である諍友会の展示が、開館日の10月3日や中国大使館より参事官等が来町される11月3日に間に合っていない。本日現在もなされていない。過去には、中国の現在の外務大臣になられている方や中国大使も来町なされている。何故できなかったのか。
→ショーケースが11月26日に届く予定で、その後展示する。
・交通アンケートの実施を受けて本年6月に地元代表者の意見を伺うと報告されているが、どうなっているか。
→全体的に遅れており、次回委員会(12月18日見込)に報告したい。
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