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「心ここにあらず」は待ち受け状態(おもし-699)

お疲れ様です。

いろいろお悩みが多く、

あれこれ考えなければならず、

ああだったこうだった、これからどうしよう、どうすればいいのか。

あああ、たしかにそう考えるだけで、疲れ果ててしまうような。


「「今、この瞬間」が疲れを癒やす」(2024.6.5朝日の知っ得なっ得)では、

脳の疲れは一晩寝たくらいでは回復しない。

一つのことに集中せず「心ここにあらず」の状態こそが脳疲労の原因

ぼんやりあれこれ考えているときに活性化するデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という神経回路がある。脳の待ち受け状態みたいなものだから、1日の多くの時間はオンの状態で、脳が消費するエネルギーの6割以上をDMNが占めるといわれている。

でも脳が処理しなければならない情報量が多すぎると、DMNが暴走状態になって脳が疲れてしまうと考えられている

瞑想は、このDMNの活動を抑えて消費エネルギーの少ないセントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(CEN)という神経回路を活性化させる。CENは、一つのことに集中したときに働く脳機能

瞑想で肝心なことは、過去の後悔も未来の不安もない「今、この瞬間」に意識を向けること。

瞑想は頑張り過ぎないことが肝心

などとありました。


いっつもオンの状態なんて、緊張していて疲れ果てる。

例えば、

車を運転していて、信号待ちの時。

僕は、

オートマチック車なら、すぐパーキングに入れて、ブレーキから足を離す。

この、足を離すということが大事。

MT車なら、ニュートラルに入れて、クラッチから足を離し、サイドブレーキを引きブレーキペダルから足を離す。

どちらも、オンの状態からオフの状態へ切り替えるということ。

たとえ赤信号の十数秒であったとしても。

そして、横側の信号を見て、あとどれくらいで、正面信号が青になりそうかを測りながら、足を解放した状態で、待機する。

これが、ドライブ状態で右足でブレーキを踏んでいる

若しくは、

クラッチを踏み、ブレーキを踏みながら、

正面の信号を見続けるなんてことをしていると、

運転なんてしたくなくなる。

あくまで、僕の場合ですが。


悩みで、夜中に「〇〇してない。」と飛び起きてしまったことがあったなあ。

現役の20代の頃だったし、

忙殺されて次々と処理しなければならないことが降りかかって、寝たと思ったら起こされたりしていた30代の頃。

そんな時に、半跏思惟像(切手にありました) を 思い浮かべたこともあった。

彫刻で国宝第1号とも言われている。

半跏ではなく、座禅のように、敷布団の上に座り、それぞれの手はその方側の膝あたりで親指と中指を接する程度で手のひら側を上に向けて、目を瞑っていたこともあったなあ。

(いつぞや、広隆寺霊宝殿に弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしゆいぞう)様を訪ねて行ったことがありました。)

瞑想することもあっていい。


おもしろい絵が記載にありました。

将来への不安岬、考えてもどうにもならない問題岩、自己評価沼、恥ずかしい思い出秘宝館、 それらを 各観光名所として そこから 離れて 「今、ここ」に集合させようとするガイドの明るい表情のお姉さん。

瞑想とは そんな感じでしょうか。


荒れている海岸の岬で独りぼっち。

どうにもならない高くて動かしがたい障壁の岩。

どんどん深みにはまっていく底なし沼。

やってしまったことは自分に隠せない思い出。


自分で瞑想するもよし。

何かを訪ねるもよし。

待ち受け から なにかを自分でやってみる。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。


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