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アポクリン線(おもしー714)

なんとも。

嫌われもののようで。

本当にまったくの嫌われ者でもないんじゃないかとも思うけれどもなあ。


欧米人は7割以上がワキガだが、日本人は1割程度

ワキガの原因は、わきの下にあるアポクリン線という汗腺

汗腺にはエクリン線とアポクリン線

全身にあるエクリン線

アポクリン線のある部分(図)耳の穴、」わきの下、乳輪、へそ、陰部

アポクリン線から出る汗はタンパク質や脂質を含んでおり、それを皮膚の常在菌が分解して特有の臭いを出す

アポクリン線の汗も雑菌が分解するまでは臭いがしない

耳あかが乾いている人はワキガにならない

などと

「汗拭き予防 手術なら完治」(2024.6.22日経)にありました。


その存在する意味があって体に備わっているのだろうに。

もうその存在意義が否定されているかのような記載。

手術なら完治 だって。


縄文人のDNAが残る人と被ると思います。

たしか、耳垢のカサカサと湿っている人。

湿っているのは縄文の遺伝子由来と読んだことがあるような。


面白いのは、

アポクリン線とは言え、出てきた汗は無臭で、

皮膚の常在菌によってはじめて匂いが生じるということ。

匂いと呼ぶ人は少数なのかな?

大半の人は、臭いとの受け止めなのだからこそ、手術まで話題となるということなのでしょう。

常在菌だって、雑菌呼ばわりされることは、なんだか不名誉、失礼な感じがする。

彼らによって、ヒトの皮膚の安寧が保たれているのに。

雑草という草はない。

そんなことを朝ドラでこの前まで言っていたのになあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


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