新幹線の走行車両を見ると、
編成されたその長さや速さ、そしてかっこよさに思わず見入ってしまう。
当然のように、山陰に新幹線はありません。
幹線もないので、それに新が付くこともない。
だから、都会に行って時折目にする新幹線は僕にとっては未だに新鮮さがある。
かつては、
国鉄の山陰本線があり、京都から門司までの鈍行ながらも直通列車が走っていた。
帰宅時には京都夜行と呼ばれていたダイヤもあった。
(この編成が、京都・門司間を往復していたのだろうか?)
高校への通学で、同級生が、通学鞄を車内に忘れて、
何日もかかって返却された鞄の中には、腐敗し異臭を放つ弁当箱が入っていたという。
本線と呼ばれていた頃は、幹線と呼ばれてもよかったのかもしれません。
「「500系」27年引退」(2024.7.25読売)では、
500系は、JR西が独自開発した唯一の新幹線車両。
現在は山陽新幹線の「こだま」で6編成(各8両)が運行している。
スピードとスマートさを兼ね備え、多くの乗客に愛された名車
1997年のデビューから30年で姿を消すことになる。
とありました。
新幹線車両の中でも、
カモノハシのように、トンネルドンの軽減は理解できるけれど、どうにもかっこいいとは感じられないものよりも、500系はとても印象深い。
そうですか、引退されますか。
かっこいいまま引退って、それもまた、かっこいいなあ。
動けるうちに終わりにするってことかなあ。
記憶に残り続けると思います。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」
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