昨日の続きです。
鼓膜の内外の気圧差はどの程度がいいのだろう。
と、昨日の記載を終えてから思い始めました。
外耳と中耳の気圧差が仮に無いとすれば、
鼓膜は果たして、音を拾える状態なのだろうか。
少し張っている程度が最もよく拾えるように思えます。
膜に張りがないのであれば、しわが発生し微細な振動を感知しにくいような。
また、気圧差があったほうがいいとして、
それはどちらが高いほうが耳に鼓膜にいい状態と言えるのだろう。
どうもそれは大気圧(外耳側)が少し押し気味のほうがいいような。
それは、鼓膜の振動を受ける3つの小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)が当然のように中耳に位置し、外からの振動を受ける立場にある と考えれば、
鼓膜は内側に少し張っているほうがいいような。
鼓膜の図でも、内側に曲がっているような絵になっていますし。
それならば、やっぱり外気のほうが少し高い気圧である方がいいのかな。
だから、耳管は通常閉まっている?
常時開いていてつうつうなら、中耳との気圧差が無くて鼓膜がしわになってしまう?
その耳管の通常は閉じているということが、鼓膜内外の気圧差を保持していて、差が大きくなり、圧迫や緊張をそれぞれの組織に与えれば、昨日書いたような症状が出始めるけれど、時折、あくびなどや、意識的な耳抜きなどで、中耳側の圧力を外耳側に合わせるようにして、症状が出てしまわないうちに調整しているのが、人の体というように解釈しましょうか。
それなら、中耳側は常には負圧気味ということ?
台風のような低気圧ほどではないけれど、ものがなびいてしまいやすい。
それに逆らうように、流れていく血液や、静かに移動するリンパや体液のことを思うと、やはり、大きな気圧差は悪さしかしないように思えてしまう。
どのくらいが、適度と言っていいのでしょうかねえ。
そんなあたりが、耳が良い、そうでもない そこらの違いなのかも。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」