さあ、コーヒーを点てましょうか。
「土佐和紙をPR コーヒー美味に」(2024.10.17日本海)に、
「日本三大和紙」の一つとされる土佐和紙
薄くて丈夫なのが特徴
土佐和紙のコーヒーフィルター 2019年に商品化
通常のものと比べて目が粗くて抽出が速く、好みの酸味が出る
3枚1100円
などとありました。
いつものコーヒーフィルターは、百円均一の70枚入り。
つまり、1枚1.6円(税込み)ほどで、
5杯分の抽出をするならば、フィルターのみの1杯分の原価は31銭也。
同じように、記載のフィルターであれば、
1枚366円で、1杯分なら73円。
その違いは如何に。
1杯で百円の違いもないのに、
これだけおいしくなるのかと感じることができるのか、
それとも、・・・・・・、違いがよくわからなくて黙ってしまうのか。
あなたはどっちになりそうですか。
ふだん、
フィルターの紙の雑味を取り除くために、まず熱湯でまんべんなく充分に洗います。
お湯が落ちたのを確認してから、
挽きたてのコーヒーを移します。
お湯で20~30秒ほど挽いた豆を蒸らします。
(この時の、豆が膨らんでくる様子を見ることや馥郁とした香りで鼻腔を満たせられることは、出来上がったコーヒーを飲まれる人よりも、コーヒーを点てる人の方が、幸せだなあと想わせてくれます。その後、飲むのは、他の方と一緒のことですので。
それに、ここまでは、フィルターは関係ないし。)
しかし、
なにごとも、持続可能にするためには、自己満足だけではなく、他者の継続的な評価が欠かせません。それは金銭的なことでなくとも、おいしかったの一言でも。
そこに、1杯73円の原価を投入してでも、違いを感じていただける方であるならば全く惜しくないし、むしろ、そうすべきだとも思う。
さあ、コーヒーを点てましょうか。
・・・。
うん。
悪くないけどなあ。
たぶん、僕には違いが・・・・?なのだろうなあ。
身近な、和紙を使ってみてもいいのかも。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」