「緑内障について」(著者:平松類先生)のなかで、
ヒポクラテスの書に、 「目が地中海のように碧(あお)くなり、失明する」
昔の日本人は、 「青底ひ(あおそこひ)」と呼びました。
基本の治療法は「眼圧を下げる」ことに尽きると言っても過言ではありません。
目の中にある毛様体という組織からは、房水と呼ばれる水分が産出されています。房水は、眼球の中を循環し、血管を持たない水晶体や硝子体、角膜などに酸素や栄養を運ぶ役割を果たしていて、最終的には排出されます。
約78%を占める解放隅角緑内障は、
房水(眼球内の血管を持たない組織に栄養を運ぶ水分)の出口である隅角は解放されているものの、繊維柱帯のフィルター機能が低下して目詰まりが生じ、房水の流れが悪くなり眼圧が上昇することが原因で発症します。
などなど、とありました。
なぜ、目詰まりが生じてしまうのか。
そこらあたりが最も気になるところでしたが、
読み込めませんでした。
房水は、酸素などを、血管の無い、血管があってはその用にならない水晶体や硝子体、そして角膜などの光を通過させる組織に、血液の代わりに運んでくれているので、どうしても供給を止めることはできません。
酸素などを供給したのちに、老廃物も含まれるであろう房水は適切に排出されなければ、眼球内の水圧が上昇し、視神経を常に圧迫してしまい、視神経などの血管も圧迫しそれらへの酸素や栄養素の供給が少なくなってしまい、視神経が傷んでしまう。
そんな症状を、外部から見ると、赤い動脈の血液ではなくて青い静脈のような血液が見えるようで、底が青い影のように、
そんな解釈を、読んでいてしてしまいました。
だから、
どうして、目詰まりができてしまうのか。
目詰まりができてしまえば、
毛細血管が再生してくれるように、
新たな排出の道ができてくれればいいのになあ。
そもそも、どんなもので、目詰まりが起きてしまうのか。
角膜の端にあるような繊維柱帯を詰まらせるものは何なのか。
感覚的には、
ここにも、マイクロやナノのプラスチックが悪さをしているように感じるなあ。
白内障にしても緑内障にしても、それ以外の目の病気にしても、近視以外の自覚は、今のところないものの、
そのうちなんか変だなあとなるのでしょう。
先月の健康診断では、特段の指摘はありませんでしたが。
そのうちね。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」