時の総理大臣の選挙区がある地元紙の1面コラム。
なかなかに気を使い、書きにくいことを察しますが、
四字熟語を上手に使い、厳しくも、期待する内容で、読ませてくれた。
とてもいい書きっぷりだと思いました。
僕にはなかなかこんなふうに仕留めれないなあ。
(2024.10.5日本海の海潮音)に、
「虚心坦懐」「鷲鳥不群」「雪中松柏」「前代未聞」「右顧左眄」「党利党略」「敵前逃亡」「論功行賞」「四面楚歌」「党内野党」「言易行難」「言行齟齬」「一口両舌」「前途多難」
全て「言行一致」させることは誰であっても難しい。
それを許されないのが首相という立場なのだ。
「全身全霊」「粉骨砕身」「臥薪嘗胆」「面目躍如」
などとありました。
注目度が上がれば、大変な量とたくさんの角度から突っ込まれること甚だしくなる。
ただ、
議員の質は、選挙民の質をそのまま反映したようなものと思っているので、
時の政権政党の総裁を決める選挙において、その政党の構成員等の考えや多様性があるならばそれも、1人に押し込めること自体が矛盾ながらも、当面もある程度そうせざるを得ない。
特に、その党内の盤石な支持がそもそもなかったような場合は、
注目度の低かったころの言動を、注目度が上がってしまってからもまったくにそのまま尖っていてはやりきれない。あなただってそうでしょお。
許されない立場だったとしても。
特に応援したこともないけれど、
20年ほど前だったか、
鳥取空港から羽田空港へ。到着後、空港ターミナルまでのバス移動(羽田ー鳥取 の便はいつでも羽田空港の端っこ扱いのため空港内の移動距離がとても長い。)で、バス内の後ろの席で隅によけてくれて、その横に座れたことがあった。
だからどうというわけでもないけれど、
コラムの最後にあった
持ち前の打たれ強さと粘り強さ というものがあるならば、
誰であっても、
言いたい人には言わせておけばいい。
それは、人というものは、行ってきた自分は恥ずかしくないそんな自信を持つその風貌に惹きつけられてくるものだと思うから。
誰であってもね。注目度が上がれば上がるほどより強くそうだとも思うよ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」