連想したのは、
血糖値とヘモグロビンA1c(HbA1c)
「年金の男女格差を解消せよ」(2024.10.10日経の私見卓見)に、
7月に厚生労働省が公表した公的年金の財政検証では、
老後の年金に男女格差があること、
格差は将来世代まで続くという見通しが明らかになった。
例えば、
今年50歳になる男性が、65歳で受給開始すると平均は月14.1万円だが、
同じく50歳女性の場合は9.8万円、
今年20歳になる男性は15.5万円だが、
20歳女性の場合は11.6万円、
という具合である。
年金に男女格差があるのは当然と思われるかもしれない。確かに夫婦で暮らしているうちは、支障はあまりないだろう。問題は、 女性がシングルになった場合や未婚の場合である。
などとありました。
当たり前のような状況として、それが継続しているからそういう結果になることは、これもまた当たり前。
生産年齢の期間の収入格差が男女に在れば、その結果の年金額に男女差があることが当たり前の、現在の年金制度。
なんで、冒頭のことを連想したかと言いますと、
食を通じて血糖値が高くなる。それは、食後に高く、その高まりを膵臓からのインシュリンで抑える。一時的であれば大した問題にならなくても、恒常的に、当たり前のように糖が血管内に流れてしまう状況が続くと、その恒常性を証明するように、ヘモグロビンA1cの値が高くなる。
「夫婦で暮らしているうちは、支障はあまりない」?
前提が、そんなことを選択しなければならないよう、暗に強制していることが僕はとても嫌だ。
男だろうが女だろうが、ともかく、自由な選択をその人生において行って欲しい。
誰に何を言われようが、その人の選択だ。
その選択時の判断を年金制度が歪めている。
お国の制度で、いつまでたっても格差是正ができないのであれば、
いっそのこと、
女性一律加算みたいな年金制度を創設して欲しいとの意見だって出てきますよ。
だって、今年20歳の方だって65歳時に格差があるのでしょお?
これからあと何年あるのですか?
これなら僕だって計算できますよ。
45年もあるのです。
それでも・・・・・・。
所得税だって、毎年の所得を申告して納税する。
しかし、その申告内容が適切に所得を記載なされていない前提で、毎年の積み重ねで遺産が生じ、所得の清算という面もある相続税が課税されている。
きちんとできていないなら、なんらかの清算と言うか後始末的なことが必要だ。
取る方は対応して、払う方はほったらかし。
そんな印象です。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」