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鹿に殺される(おもしー825)

「シカに襲われ男性死亡か」(2024.10.11日本海)では、

田んぼで、近くに住む男性(68)が上半身から血を流し倒れている

男性はその場で死亡が確認された。

衣服に動物の毛が付着 府警福知山署はシカに襲われた可能性があるとみて調べている。

角のあるシカ一頭が田んぼ内から逃げた。

田んぼはシカよけのフェンスで囲まれているが出入り口が2カ所あり

などとありました。


う~ん。

鹿は人を襲うのか。

シカと人が相対した時の状況はどうだったのだろう。

フェンスに囲まれて、とっさに逃げにくいとシカはおもったのかもしれない。

出入り口側にはヒトがいる。

ならば、向かう。

角もある。

上半身から血を流され死亡なされるような衝撃を受けられた

ということなのだろうか。


4年ほど前だったか、

立派な角(いくつも枝分かれしていた)を誇示するように立っている鹿を見たことがある。谷あいのどなたかの田んぼの真ん中だった。約200mほど。稲刈りが終わり、それまで稲の森の中で過ごしていたカエルなどの生き物が、森が奪われ機械に蹂躙され傷ついていたりする。そんな瀕死の生き物を食料とするためなのか、稲刈りが終わった後の田んぼには、サギなどの鳥もやってくる。鹿もそうなのだろうか。お互い、立ったまま探り合う。そのうち立ち去って行った。もっと田んぼの中を探してみたかったのかもしれない。

これもまた、その前後だったか、

角はないもののけっこうな体格の鹿が、自宅の裏に来ていた。こちらもそこにいた。その距離約7mほど。すっと身をひるがえし、来た方向に姿を向け、ふと振り返った。何か食べ物を乞うていたのかもしれない。


列島にニホンオオカミが存在しなくなり、シカの天敵はヒトのみになったと言われている。生息数は増えているそうな。

人が殺される事案まで発生するならば、罠などの対策でかわいそうでは済ませない。

彼らも、数が多くなって生きるために食を求めその範囲を広げざるを得ない。

人の食べるものを口にしたこともあるだろう。

そのなかには甘いものもある。


立派な体格の鹿に対しては、僕は、逃げることとします。

遭遇するとは書きたくない、遭遇の原因や遠因を作っているのは人だと思っているから。そんな人のひとり。

やるせない。無責任。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


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2024年10月11日
コメント
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