「「睡眠キャンセル」に要注意」(2024.9.21朝日)の冒頭に、
今年、SNSで「風呂キャンセル」という言葉が話題となりました。
本当は風呂に入りたいのにあきらめて寝てしまうことでした。
すると今度は「睡眠キャンセル」という言葉が登場しました。
もろもろの事情で寝ようとしないことを指していますが、これは注意が必要です。
とありました。
現役世代の時には、入浴や睡眠をとる時間が取りにくくて、そのようなキャンセルを行ったことがよくありました。
それなりのストレスに囲まれていたと思います。
現役を終えて、明日までに、いついつまでに、こなさなければならないとの呪縛が遠のいてくると、
風呂にしても、睡眠にしても、
入りたい時に入る、寝たい時に寝る。
そうだな、
たしかに今しておいたほうがいいのかもしれないけれど、
今は、お風呂に入ってさっさと寝てしまったほうがいい。
スッキリ明日の朝起きて、それからやればいいんだ。
それの方が気持ちよく行えるし、たぶん効率もいいし、いい結果も齎(もたら)してくれそうだ。
そう思うように近年成れています。
ちょっと違うかもしれないけれど、
おしっこキャンセル。
おしっこに行きたいけれど、眠いし、我慢しようかなと、グズグズしていたこともあった。特に子供の頃だったか。
年齢がいって夜中の尿意も我慢しないほうがいいと思い、
近年は、眠くても、さっさとトイレに行ってしまうので、
その後気持ちよく二度寝できる(してしまう)。
なにかと心に引っかかることは、なるべくキャンセルしないで、さっさとやってしまったほうがいい。
少しでも、心の宿題のようなものを除去して置く。
そんなことができればできるほど、自由な発想をもたらしてくれる。
心が軽くなる。
なるべくキャンセルしないこと。
そもそも、ここでキャンセルと表現していることは、
心や体からのシグナルなのに、それを、無視や先延ばししようとすること。
折角、気付かせてくれようとしているのにね。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」