そんなタイトルにしては、採掘の関係者皆様に大変失礼とは思いますが、
でも、そういう面があるからこそなんじゃあありませんか。
「AIが抑える原油価格」(2024.9.23日経)では、
世界最大の産油国の米国は、今年の原油生産量が日量1325バレルと過去最高を更新する見通しだ。
石油採掘装置(リグ)数は2022年の終わりをピークに右肩下がりで、500基を割り込んだ。にもかかわらず生産量が増えるのは
生産性の向上は(油井の)掘削・完成の効率が顕著に上がり技術が進歩したことを示す
AIを活用することで、頁岩(けつがん=シェール)と呼ぶ硬い岩盤を水圧で破砕するフラッキングの精度を高められる。
かつては何度も試掘しては空振りし、出費がかさんでいた。
油田地帯の煙突の先で炎が燃え続ける映像を見たことがあるかもしれない。地表に出てくるガスを燃やすもので、フレアリングと呼ぶ。 AIとビッグデータを使って予測・監視し 2010年以降フレアリングを50%以上減らした
などとありました。
山師さんだってあてずっぽうではないものの、試掘を繰り返されたいたところがその回数が減少し、岩盤に閉じ込められていた原油を精度高く取り出せるようになったことにAIの活用があったならば、あながちタイトルのように読んでしまっても間違いとは言えないような。
しかもですよ、
中国・米国の景気減速と見込まれているものの、
それが、原油の供給過剰による原油価格を低迷させる力の一端だそうでして、
消費国の住民としては、戦争原資の減少を願うものとしては、
とてもありがたく、うれしいこと。
そして、掘削装置数が右肩下がりの中での過去最高というのも痛快だ。
取り出しにくかったところが利用できている。
いいことじゃない。
あの煙突の先の炎が半分以下になっているとのこともとてもうれしい。
とても得している気分。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」